堀江自動車工業株式会社ニュース
- 「冬の車お困り事解決策」 ガラスに氷が張っている! 車内のガラスが曇る![2022.01.11]
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新年明けましておめでとうございます。
今年も1年よろしくお願いいたします!
今年はコロナに負けずより良い年になりますよう願います。本格的に寒くなってきましたが、朝仕事に行こうと思ったら窓ガラスが凍ってたり曇ってしまって真っ白でよく見えない!なんて経験みなさまありませんか?
朝の忙しい時に凍りを溶かす作業って大変ですよね?
手っ取り早く熱湯をさっとかけて溶かすなんて方も結構いらっしゃるんじゃないですか?
実はそれ、とっても危険なんです。
かなり冷えた状態で熱湯をかけると温度差で最悪ガラスが割れる危険性があります。
キズがあるとその部分から割れやすいのですが、目立ったキズがなくても細かいキズがあったりする場合もあるのでおすすめできません。
いい方法としては解氷スプレーが効果的です。『解氷スプレー』は主成分がアルコールなのでマイナス数十度という中でも氷を溶かすことが出来ます。
ホームセンターに行けば見つかりますので、探してみてくださいね。あとなるべく予算をかけたくない場合は、デフロスターを使う方法があります。
これは扇子の形に湯気のマークが書いてあるボタンです。
10分くらいでだいたいの氷は溶けてくれます。これにエアコンのスイッチを入れると曇りも除去してくれるので曇って前が見えない時にも有効です。
曇りの原因は温度差による結露や雨などの湿度の高さからなります。
エアコンは除湿した空気を送り込むのでそれでガラスについた曇りをとってくれます。ちなみにガラスを清潔にしたり曇り止め用のコーティング剤なんかを塗っておくと予防できます。
ただこの方法は暖かい風をだすのに車の暖気が必要になりますので朝時間がない場合は厳しいかもしれません。
朝あまり時間ないし…って方は、ぬるま湯があまり時間もかからずに溶かすことができます。
目安としては人間の体温より高いお湯はだめと思ってもらうとわかりやすいかと思います。
ただぬるま湯でも100%安全ではないので少しリスクはあります、が個人的には一番楽です。
ウォッシャー液を寒冷地用に変えるのもおススメです。
寒冷地用にすると成分にアルコールが含まれてますので、ウォッシャー液をかけて氷をとかし、ワイパーでとってしまうことも可能です。
お値段もそんなに高くないので経済的です。
凍ってしまう場合も撥水コーティングやカバーをかける、車庫にしまうなどの予防策があります。
曇りや凍って視界が狭くなると晴れた日の視界の開けた状態と比べて事故率が数倍上がってしまいます。
出かける前のひと手間が面倒で、充分に処置をしないと思わぬ事態になってしまう可能性もあります。
朝出かけるときに慌てないよう、天気予報を考慮して、少しでも余裕を持って行動しましょう!